光栄なことに「令和7年度科学技術分野の文部科学大臣表彰・若手科学者賞」を受賞いたしました。
今後、応募される方のためにもメモを残しておきます。
2023年5月頃
東北大学より推薦をいただけることになり、応募することにしました。
身近にいた若手科学者賞を受賞されてる先生2名に、「すみませんが、書類見せてください・・・」とお願いして見せてもらいました。
3名分の推薦状が必要とのことなので、お願いできそうな先生方に依頼しました。1人はドイツにいたときのラボのボスにお願いしました。
2023年6月
書類を準備しはじめました。単なる業績リストではなくて、研究全体の概要や、いくつかの主要論文についての解説なども必要なので結構大変でした。
2023年7月
書類について、担当部局や大学本部の事務担当の方にチェックしていただき、いくつか形式的な修正を加えて、なんとか完成しました。
2024年3月
年度末になって、「そういえば若手科学者賞ってどうなったんだろう・・・」と思うも、特に連絡がないのでだめだったんだろうな、と思いました。
落選だと連絡はこないらしいです。
2024年5月~7月
昨年度と同様に推薦をいただけることになったので再挑戦しました。
書類は前年度のものをベースにしたものの、成果の羅列ではなく、サイエンスとして面白い部分を強調するように意識して書き直しました。
フォーマットの面では、研究成果の概要のページの制限が、1ページから2ページに増えたのが大きな変更点で、
研究背景をしっかりと説明することで成果の面白さを伝えやすくなったように思います。
2025月2月末
所属部局から受賞が決まったとの内示の連絡が来ました。突然の連絡だったので(連絡が突然なのは当たり前ですが)びっくりしました。
ただし、正式な報道発表の前にSNSなどに書き込まないようにご留意ください、とのことでした。
2025年4月8日
文科省から報道発表されました。
2025年4月15日
文科省の講堂で開催された表彰式に参列しました。
若手科学者賞の他にも、研究賞や開発賞など、様々な年齢層の方が沢山いて、おおお・・・と嬉しい気持ちになったほか、
落合陽一さんを見かけて、本当にヨウジヤマモトを着ていることがわかり、ミーハーなので喜びました。
めちゃくちゃおごそか。
授賞式が終わると写真撮影タイムがスタートして、壇上の金屏風の前が大混雑してました。
仲良くさせていただいてる齊藤先生と記念写真を撮りました。